バイクの洗車、自分でやっていますか?
わたしはいつも、家の前の駐車場に道具をそろえて、自分で洗っています。
洗車はバイクをきれいにするだけじゃなくて、あちこちを目で見て点検できる、大事な時間なんです。
ただ、仕上げのコーティング剤には落とし穴もあります。
たとえば、ステップに吹きかけてしまうと、足がすべってとってもあぶないんです。
この記事では、わたしの洗車の手順と、初心者さんが知らないと困る注意点、おすすめの道具をまとめました。
👉 記事の最後で、この記事に関係するおすすめアイテムを紹介しています。先に見たい方はこちら
バイクの洗車は点検にもなる


洗車って、お店にお願いしたほうがきれいになりますよね?



きれいさだけならそうかもな。でも、自分で洗うと得することがあるんだ
わたしが自分で洗車をするいちばんの理由は、「あちこちを見られるから」。
洗っていると、ふだんは見ない足まわりやカウルのすき間まで、じっくり見ることになりますよね。
だから掃除をするときは、あちこちを見るようにしているんです。
じつはホンダの取扱説明書にも、「きれいなバイクのほうが、トラブルを見つけやすい」と書かれています。
汚れていると、キズやオイルのにじみも、泥にかくれて見えないんですよね。
洗車は、いちばん身近な点検の時間と言えそうです。
- ネジやボルトがゆるんでいないか
- カウルにヒビやキズがないか
- オイルのにじみがないか
- タイヤに釘や小石が刺さっていないか
- ライトやウインカーのレンズが割れていないか
出典:Honda ADV160 取扱説明書(インドネシア仕様)「お手入れ」のページ



洗いながら「いつもとちがうところはないか」を見る。それだけで、立派な点検になるぞ
バイクの洗車に必要な道具





洗車って、どんな道具をそろえればいいんですか?



最初からぜんぶ高い物をそろえなくていい。基本はシンプルだ
わたしが使っている道具は、こんな感じです。
洗剤は、2りんかんで買ったバイクの洗車用のもの(商品名は忘れちゃいました…笑)。
それをバケツで薄めて使っています。
| 道具 | 使い方 |
|---|---|
| バイク用の洗剤 | バケツで薄めて、ブラシやスポンジにつけて洗う |
| バケツ・ホース | 洗剤を薄める・汚れを流す(ホースはやさしい水の勢いで) |
| ブラシ・スポンジ | ボディや足まわりの汚れを落とす |
| やわらかいクロス | すすいだあとの水をふき取る |
| 台所の油汚れ用ウェットシート | ホイールの汚れ落とし(わたしはダイソーの物) |
| シリコンスプレー・ワックス | 仕上げのつや出し・コーティング |
取扱説明書では、洗うときは「やわらかいスポンジや布と、マイルドな洗剤」を使うように書かれています。
強い洗剤や薬品は、塗装やプラスチックを傷めることがあるそうです。
迷ったら、「バイク用」と書いてある洗剤を選ぶと安心ですよ。
出典:Honda ADV160 取扱説明書(インドネシア仕様)「お手入れ」のページ



かたいブラシでゴシゴシやると、塗装やアルミにキズがつく。やわらかい道具でやさしく、が基本だ
バイクの洗車のやり方





洗う順番って、決まってるんですか?



上から下へ、が基本だ。それと、洗う前にやっておくことがあるぞ
わたしがいつもやっている手順に、取扱説明書の注意点を足してまとめました。
はじめての人も、この順番でやれば大丈夫です。
- 走ったあとは、エンジン・マフラー・ブレーキが冷めるまで待つ
- ホースの水で、全体の砂やほこりをやさしく流す
- バケツで薄めた洗剤をブラシやスポンジにつけて、上から下へ洗う
- たっぷりの水で、洗剤が残らないようにすすぐ
- やわらかいクロスで、水をふき取る
- 乾いたら、シリコンスプレーやワックスで仕上げる
いちばん大事なのは、熱いうちに洗わないこと。
マフラーやエンジンは走ったあとすごく熱くなっているので、やけどの心配があるんです。
それに、洗剤がすぐ乾いてシミになりやすいんですよね。
スクリーンは、とくにやさしく。
取扱説明書では、水とやわらかい布かスポンジだけで洗い、汚れがひどいときだけ中性の洗剤を使うようにと書かれています。
スクリーンの話は、ADV160のスクリーンの記事でもしています。
出典:Honda ADV160 取扱説明書(インドネシア仕様)「お手入れ」のページ



洗い終わったら、ゆっくり走りながらブレーキを何回かかけて乾かすんだ。ぬれたブレーキはききが悪くなるからな
バイクのホイールの汚れの落とし方





ホイールの汚れには、ダイソーの台所用のシートがすごく使えるんです!



ほう、台所用か。どんなふうに使ってるんだ?
ホイールって、ブレーキの粉や油で、黒っぽい汚れがつきやすいんです。
洗剤とブラシだけだと、なかなか落ちないこと、ありませんか?
そこでわたしが使っているのが、ダイソーの「台所の油汚れをふき取るウェットシート」。
これが、びっくりするくらいよく落ちて、とっても使いやすいんです。
シートなので、ホイールのすき間にも指を入れてふきやすいんですよね。
使い終わったらそのまま捨てられるのも、ラクでうれしいポイントです。
ただし、注意したいこともあります。
取扱説明書では、アルミの部品や塗装されたマフラーに、かたいブラシや研磨剤入りのクリーナーを使わないように書かれています。
台所用のシートを使うときは、研磨剤が入っていないか確かめて、まずは目立たないところで試してみてくださいね。
もうひとつ大事なのが、ブレーキのディスクにはつけないこと。
ブレーキに油分がつくと、ききが悪くなってとても危険なんです。
ホイールをふくときは、ディスクのまわりは避けるようにしましょう。
出典:Honda ADV160 取扱説明書(インドネシア仕様)「お手入れ」のページ



便利な物ほど、使う場所をまちがえないことだ。ブレーキまわりは水と専用品だけにしておけ
洗車でやってはいけないこと|コーティング剤の注意点





仕上げのコーティング剤、ステップにかけちゃったことがある人、いませんか…?



それはあぶない。すべって足をふみはずすことがあるからな
わたしは仕上げに、シリコンスプレーやワックスをかけています。
つやが出てピカピカになるので、仕上げの時間はちょっとうれしいんです。
でも、かけてはいけない場所があるんです。
| かけない場所 | 理由 |
|---|---|
| ステップ(足をのせるところ) | すべって足をふみはずすとあぶない |
| シート | おしりがすべって運転しにくい |
| グリップ | 手がすべってハンドル操作があぶない |
| タイヤ | すべって転ぶ原因になる |
| ブレーキ(ディスク・パッド) | ブレーキがききにくくなる |
| マット塗装の部分 | ワックスやつや出しでムラになる |
取扱説明書でも、ワックスや油をタイヤやブレーキにつけないように、と注意されています。
油がついたブレーキは、ききがとても悪くなって事故の原因になるそうです。
マットな塗装の部分にも、ワックスやつや出しは使わないように書かれています。
スプレーは、思っているより広く飛び散ります。
直接吹きかけるより、クロスに吹きつけてから、ふきたいところだけをふくのがおすすめ。
ステップやシートについてしまったら、すぐにふき取ってくださいね。
ほかにも、取扱説明書で「やめてね」と書かれていることがあります。
- 高圧洗浄機のような強い水をかけない(電気の部品や動く部分がこわれることがある)
- マフラーの穴に水を直接かけない(エンジンがかからなくなったり、サビの原因になったりする)
- エアクリーナー・ヘッドライト・シートの下に水を直接かけない
- メーターやライトに、洗剤やガソリンをつけない
出典:Honda ADV160 取扱説明書(インドネシア仕様)「お手入れ」のページ



洗車をしていて、カウルの小さなキズを見つけちゃったら…ちょっとショックですよね。みなさん、そんなときのために何か備えてます?



立ちごけやいたずらのキズに備えるなら、バイクの車両保険という手もある。どんなものか、のぞいておくといいぞ
カウルのキズや割れの直し方は、カウル修理の記事にまとめています。



コーティングは「すべっていい場所」だけ。足と手とタイヤがふれるところには、ぜったいにかけるなよ
バイクの洗車のQ&A





最後に、よくある疑問をまとめておきますね!



次の休みに、さっそく洗ってみるといい
- バイクの洗車に車用の洗剤は使える?
-
取扱説明書では、やわらかいスポンジや布とマイルドな洗剤を使うように書かれています。強い洗剤は塗装やプラスチックを傷めることがあるので、迷ったらバイク用の洗剤を選ぶと安心です。
- 高圧洗浄機でバイクを洗ってもいい?
-
取扱説明書では、強い水は電気の部品や動く部分をこわすことがあるので使わないように書かれています。ホースのやさしい水で流しましょう。
- コーティング剤をかけてはいけない場所は?
-
ステップ・シート・グリップ・タイヤ・ブレーキです。すべったり、ブレーキがききにくくなったりして危険です。マット塗装の部分にも使わないようにしましょう。
- 洗車のあとに気をつけることは?
-
ぬれたブレーキはききが悪くなるので、走り出したら低速でブレーキを何回かかけて乾かしましょう。
- ホイールの黒い汚れはどう落とす?
-
わたしはダイソーの台所用の油汚れふき取りシートを使っています。研磨剤が入っていないか確かめて、目立たないところで試してから使い、ブレーキのディスクにはつけないようにしてください。



きれいにして、見て、気づく。洗車はバイクと仲良くなる時間だ
バイクの洗車は、きれいにするだけでなく、あちこちを点検できる大事な時間です。
エンジンを冷まして、やさしい水と洗剤で洗い、しっかりふき取ってから仕上げる。
コーティング剤は、ステップ・シート・タイヤ・ブレーキにかけないことだけは、ぜったいに覚えておいてくださいね。
ピカピカになったバイクを見ると、また乗りたくなっちゃうんですよね。
みなさんも、ぜひ自分で洗車して、愛車のちょっとした変化に気づいてあげてください。



洗車のついでにタイヤもチェックしたい方はバイクのタイヤ空気圧の調整方法、タイヤの交換時期が気になる方はADV160のタイヤ交換前に知りたいこともどうぞ。洗車に使える道具も、下で紹介しますね
これから洗車道具をそろえる方のために、使いやすそうなものを選んでみました。
バイク用のシャンプー、仕上げのシリコンスプレー、ボディにやさしい洗車用グローブです。
| レビュー | ★★★★★★★★★★5.00(2件)(執筆時点) |
|---|---|
| ショップ | 愛徳ストア |
| 購入先 |
| おすすめポイント |
|
|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.50(2件)(執筆時点) |
| ショップ | バイク用品専門店サイクルワールド |
| 購入先 |
| おすすめポイント |
|
|---|---|
| レビュー | ★★★★★★★★★★4.60(347件)(執筆時点) |
| ショップ | ベストクリック 楽天市場店 |
| 購入先 |


コメント