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【和菓子のアン】の魅力・読んだら和菓子を食べたくなる?

⭐️ 女子の色々

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読んだら和菓子を食べたくなる!?「和菓子のアン」の魅力とは?

エドガー・アラン・ポウから始まったとされる本格推理小説。

日本でも江戸川乱歩から始まり、現代では色々な出版社から様々な推理小説が販売されています。

推理小説の中でもハードな物から日常のちょっとした謎を解くというものまでジャンルは様々です。

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その中でも坂木司さんは、日常の謎を解く推理小説作家の中でも有名で、幾つもの作品が話題になりドラマ化されています。

特に「和菓子のアン」シリーズは、お仕事関係の謎解きで女性に人気の作品です。

この「和菓子のアン」シリーズの魅力を紐解いていきましょう!

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主人公はぽっちゃり女子のアンちゃん!

「和菓子のアン」シリーズの主人公は、Lサイズの洋服を着るぽっちゃり女子のアンちゃんこと梅本杏子ちゃん。

商店街育ちの所為かコミュニケーション力もあり、明るく素直で尚且つさりげなく人を気遣うことが出来る可愛らしい女の子です。

店長や立花さんから「ほっぺたがペコちゃんみたいで可愛い~」と言われながら頬を柔らかく抓まれることも数知れず。

因みにその感触ももちもちですべすべらしいです。正に大福みたいで可愛らしいですね。


主人公の周りには個性溢れる人たちがいっぱい!?

アンちゃんの勤めるのはデパ地下にある和菓子屋「みつ屋」には、個性豊かな店員さんが3人います。

女性店長の椿さんはファションセンスが壊滅的で、株式投資とかわいい女の子を雇うことが趣味で、バックヤードで株価の動きを見ては雄たけびを挙げるという「心はオッサン」の美人さん。

イケメン社員の立花さんは、女性に囲まれて育ったことからかロマンティックな物事が好きで体育会系が苦手な乙女系女子で和菓子職人を希望しています

アンちゃんの1か月前に入ったのは、元ヤンキーで2作目には既婚者になる女子大学生の桜井さん。

そんな個性溢れる仲間と一緒に、アンちゃんのアルバイトは幕を開けます。


和菓子には謎がたくさんある!?

この「和菓子のアン」シリーズは主に短編連作となっています。

1話ごとに和菓子が出て、その和菓子の謎から人間関係や恋愛、様々なことも一緒に紐解かれていきます。

物語の舞台がデパ地下という食品を扱うことから、近年話題になっている食品ロスについても触れられています。

お盆に「松風」という和菓子を購入する年配の女性については、椿店長が優しい言葉をかけます。

どういうことかと不思議に思っていると、実は「松風」には「待つばかりで寂しい」という語源があることが判明します。

彼女は亡き夫への想いを和菓子に込めていたのです。

身近な和菓子の1つであるおはぎにも、彼岸の季節により萩の花から「おはぎ」、牡丹の花の季節から「ぼたもち」と、言い方が変わります。

そして花札でイノシシが萩と牡丹の花と一緒に描かれているのは猪の肉がぼたん肉と呼ばれていることから牡丹の花、そこからおはぎに繋がるから萩の花も一緒になっている。

そんな1種の言葉遊びの謎も明らかになっていきます。

密かな恋も始まっていく?

1作目「和菓子のアン」ではアンちゃんがアルバイトとしてみつ屋に入社したところから始まるお仕事推理物としての要素が多いですが、2作目の「アンと青春」からはアンちゃんの知らない所で恋模様が描かれます。

お相手は立花さんですが、アンちゃんはまさか自分が誰かに好意を持たれるなんて思わないのか、立花さんのことを友達と呼ぶのも恐れ多くて顔が真っ赤になっちゃうくらいです。

そして江戸時代から甘酒屋のことを片方は熱くもう片方は冷えていることから片思いと称し「甘酒屋の荷」と呼ぶことが判明するのですが、それさえアンちゃんは「甘酒の煮」と間違えて聞いているので、立花さんの想いに気付くことは遠そうです。

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まとめ

和菓子やから始まる謎と恋、という少し変わった「和菓子のアン」シリーズについて語ってきました。

アンちゃんが女の子でぽっちゃり女子というところも好感度が高いですが、もれなく美味しい和菓子の紹介をしてくれるというのも読者としてポイントが高いです。

読み終わるとおはぎとか和菓子が食べたくなります。

因みにですがこの作品の連載している雑誌が春に発売され、更に言うと何年か前からこのアンちゃんのシリーズも掲載されているようなので、もしかすると今年中には最新刊が出るかもねぇ?と読者の間では噂されています

文庫版も発売されているので、和菓子とお茶をお供に読んでみては如何でしょうか?

ご訪問ありがとうございました。

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