災害はいつ起こるか分からず、いざというときのために備えをしておくことが大切です。
防災グッズを自宅に保管しているご家庭も多いと思いますが、災害時にはスマホや携帯電話が使用できないというケースも少なくありません。
そこで役に立つのが災害時の公衆電話です。
スマホ社会となりなかなか使用する機会が少なくなってしまった公衆電話ですが、災害時には受話器を取ってそのままダイヤルできたり、赤いボタン(緊急通報ボタン)を押したりすることで【110】や【119】へ通報することが可能です。
そこで今回は
- 災害時公衆電話の使い方・無料で使える?
- 災害時公衆電話のかけられる番号
- 災害時公衆電話について子供へ教えておくべきこと
についてご紹介していきます。
災害時にスマホや携帯電話が壊れてしまったときにも役立ちますので、ぜひご覧ください。
お子様がいるご家庭では、本記事を一緒にご覧いただけると災害時にも少し安心感が増すのではないでしょうか。
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災害時公衆電話の使い方・無料で使える?
災害時には公衆電話は、無料で利用することができ、テレホンカードや硬貨は不要です。
スマホや携帯電話が利用できない状況となったときのために、職場や家の周り、学校周辺のどこに公衆電話が設置されているのかを合わせて確認しておくとよいでしょう。
ここからは、災害時に公衆電話を使う方法について解説していきます。
災害時公衆電話の使い方・通常の番号
災害が発生した際は無料化措置がとられて、誰でも簡単に公衆電話を利用できます。
公衆電話には赤いボタン(緊急通報ボタン)が付いていないタイプと、付いているタイプの2種類で少し使い方が異なります。
通常の電話番号への使い方は以下のとおりです。
【赤いボタン(緊急通報ボタン)が付いていないタイプ】
- 受話器を上げると受話口から発信音(ツー)が聞こえる
- そのままダイヤルする
- 通話可能になる
公衆電話の受話器を上げて、ダイヤルするだけで通話が可能とあるため誰でも簡単に操作ができます。
【赤いボタン(緊急通報ボタン)が付いているタイプ】
- 受話器を上げる
- 硬貨かテレホンカードを投入すると受話口から発信音(ツー)が聞こえる
- ダイヤルする
- 通話可能になる ※通話終了後硬貨またはテレホンカードはそのまま戻ります
身近にある公衆電話がどちらのタイプかを把握しておくことで
硬貨またはテレホンカードを持ち歩くべきなのかが分かりますね。
しかし災害時には、回線が混雑していることも考えられるため「災害時公衆電話のかけられる番号」で紹介している伝言ダイヤルを利用するのもよいでしょう。
災害時公衆電話の使い方・緊急通報(110・118・119)
災害時に緊急通報を行う場合も赤いボタン(緊急通報ボタン)が付いていない、付いているかで使い方が異なります。
緊急通報は以下の手順に従って、電話をかけましょう。
【赤いボタン(緊急通報ボタン)が付いていないタイプ】
- 受話器を上げると受話口から発信音(ツー)が聞こえる
- 110・118・119をダイヤルする
- 通話可能になる
【赤いボタン(緊急通報ボタン)が付いているタイプ】
- 受話器を上げ【赤いボタン(緊急通報ボタン)】を押すと、受話口から発信音(ツー)が聞こえる
- 110・118・119をダイヤルする
- 通話可能になる
【110】は警察に、【119】は消防救急無線につながることは誰もが知っていることでしょう。
しかし、あまり聞きなれない【118】は海上保安庁につながります。
「海の事故・事件」が発生した場合には【118】に通報しましょう。
海の近くにお住まいの方や、海に旅行する際には覚えておくとよいでしょう。
災害時公衆電話のかけられる番号
災害時に公衆電話からかけられる電話番号についても事前に覚えておくことで、いざというときに混乱することなく迅速に対応できます。
通常の電話番号以外に、災害時に覚えておくべき大切な番号をまとめていきます。
緊急通報
災害時に人命救助や、誰かの助けが必要となるときには以下の緊急通報に電話をしましょう。
- 110(警察)
- 118(海上保安)
- 119(消防、救急)
公衆電話から簡単な操作で、無料でかけることができます。
災害時はパニックになってしまうこともあるかもしれませんが、落ち着いて行動しましょう。
災害伝言ダイヤル
災害伝言ダイヤルの番号は以下のとおりです。
- 171
災害伝言ダイヤルとは、被災地の方の電話番号をキーにして、安否等の情報を音声で登録・確認できるサービスのことです。
災害時には電話回線が混雑しており、希望の電話番号につながりにくくなることも予想されます。
そのようなときに、災害伝言ダイヤルを活用すれば自分や家族、友達などの安否を確認し合うために役立つでしょう。
NTT東日本・NTT西日本の加入電話、INSネット、公衆電話、ひかり電話、特設公衆電話、および、NTTドコモの携帯電話からと幅広く利用できます。
災害伝言ダイヤルの使い方は【171】にダイヤルして、音声ガイダンスに従って伝言の録音・再生を行うことが可能です。
伝言の録音・再生は被災地の方々の自宅の電話番号を使って行います。
家族と友人などと連絡が取れなくなってしまった時には
171(災害伝言ダイヤル)を活用しましょう。
災害時公衆電話について子供へ教えておくべきこと
ここからは災害時に子供だけとなってしまった場合に備えて、公衆電話について教えておくべきポイントについて解説していきます。
学校の帰り道やお友達と遊んでいるときなど、いつ起こるか分からないのが災害の怖さでもありますよね。
いざというときのために大人だけでなく子供にも災害時の知識を伝えておくことは
命を守るためにもとても大切なことです。
近くにある公衆電話の場所を伝えよう!
まずはじめに、自宅付近にある公衆電話の場所を家族で把握しておきましょう。
学校の周辺や、子供がよく遊びに行く場所の近くなどどこに公衆電話があるのかを事前にチェックしておくとよいでしょう。
近隣の公衆電話の探し方については「NTT東日本 公衆電話 設置場所検索」をご活用ください。
お散歩のついでなどに家族で一度公衆電話の位置を実際に見ておくことも大切です。
自宅や携帯電話の番号を伝えておこう!
子供は、自宅やパパ・ママさんの携帯電話の番号を記憶していないことがほとんどでしょう。
そのため学校へ行く場合はランドセルの中に電話番号を書いたメモを入れておいたり、遊びに行く場合にもメモを渡しておくなど、いつでも電話ができるように準備しておきましょう。
また、災害時に活用できる電話番号として【緊急通報】や【171(災害伝言ダイヤル)】を伝えて、使い方も合わせて教えておくとよいです。
災害時公衆電話のかけ方を伝えておこう!
近年では公衆電話を見かける機会も少なくなり、存在自体を知らない子供も少なくありません。
そのため、一度家族みんなで公衆電話の使い方について覚えておくとよいでしょう。
災害時の公衆電話の使い方については本記事の「災害時公衆電話の使い方・無料で使える?」をご覧ください。
実際に公衆電話を使用してみるのも大切です。
硬貨やテレホンカードを持たせておこう!
公衆電話の種類によっては災害時に、硬貨やテレホンカードを入れる必要があるタイプもあります。
そのため、子供には出かける際に硬貨やテレホンカードを持たせておくとよいでしょう。
学校に行く際は硬貨を持たせるのは難しい場合もあるため、ランドセルにテレホンカードを1枚入れておくと安心です。
まとめ
ここまで、災害時公衆電話の使い方や子供へ教えておくべきポイントについて解説してきました。
災害はいつどのような時に起こるか分かりません。
そのため事前の準備がとても大切になってきます。
防災グッズを準備しておくのと同じように、公衆電話の使い方を覚えておき災害に備えておきましょう。
ご訪問いただきありがとうございました。
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