1908年に第1作目がカナダにて発表されて以降、日本など各国で愛されている作家L・M・モンゴメリによる小説『赤毛のアン』シリーズ。
日本では、本シリーズを翻訳された村岡花子さんをモデルにした朝ドラ「花子とアン」でも有名ですよね
日本では1979年にフジテレビ系列にて「世界名作劇場」の中の1作品としてアニメが全50話放送され、主役のアン・シャーリーに山田栄子さん、ギルバート役を井上和彦さんが演じられました。
そんな赤毛のアンシリーズが、「アン・シャーリー」として2025年4月にNHKにて放送されると発表されました!⇩⇩
アニメ本編を手掛けるのは「君の名は。」「すずめの戸締まり」に携わったアンサー・スタジオ。
放送までが楽しみですが、2025年4月のいつ放送されるのか?
放送されるのは原作小説のどこまでなのか、そしてアンたちの声は誰になるのか?
そのほか主題歌など、アニメ「アン・シャーリー」に関する気になる点について、お伝えしていきます。
アニメ赤毛のアンはいつから放送?
放送日程:2025年4月よりNHKにて放送予定
個人的には、2024年11月現在でラブスタ3期が放送されている日曜日の17時からか、チ。が放送中の土曜日23時45分からの枠になりそうと予想します!
詳細な放送日程についてはまだ発表されていないので、判明次第追記します
アニメ赤毛のアンはどこまで放送?該当部分尾のあらすじも紹介!
アニメ赤毛のアンの放送巻:『赤毛のアン』『アンの青春』『アンの愛情』
原作小説全7巻のうち、第1巻~第3巻までのアニメ化が予定されています。
第1巻~第3巻それぞれの小説のあらすじをご紹介しますね⇩⇩
■小説『赤毛のアン』あらすじ
舞台はプリンス・エドワード島の村・アボンリー。独身のマリラとその兄マシューは、孤児院から男の子を養子に迎えることに決め、約束の日を迎えるが駅に降りたのは男のことは違う、アン・シャーリーという11歳の赤毛の女の子だった。
マリラはアンを送り返そうとするが、明るくおしゃべりなアンに心を動かされ彼女を引き取ることにする。
アンは同い年のダイアナと親友になり、地元の学校に編入するが、そこでギルバートに髪の色をからかわれ、石板を彼の頭に打ちおろすという騒動をおこしてしまう。
騒動を起こしたアンは学校をやめ、留守番をしている間にダイアナをお茶会に招待するが、ラズベリー水と間違えてスグリ酒を飲ませてしまう。
ダイアナの母親は激怒してアンと娘を絶交させる。失意のアンは登校を再開し、勉強にうちこむ。
冬のある夜、アンの家に飛び込んできたダイアナから両親の留守に妹が熱を出したと聞いたアンは、ダイアナの家で一晩中看病し、ダイアナの母親はアンに謝罪する。アンはダイアナとの交遊を許される。
想像力豊かなアンはその後もなにかと騒動をおこすが、周囲からは慕われ、頑固なマリラも心を許すようになる。
アンはギルバートたちとクイーン学院に進学して教員資格取得を目指し、見事成績トップで奨学金を獲得する。
クイーン学院卒業後はレッドモンド大学に進学を決める。
そんなとき、マシューが銀行倒産の新聞記事を見て、ショックで倒れて急死してしまう。目が悪くなったマリラはグリーンゲイブルズの家を売りに出し、知り合いの家に身を寄せることを考える。
アンは大学進学を取りやめ、隣町のカーモディの教員になることを決意する。アボンリーの教員に決まっていたギルバートは学校理事会にかけあい、アンにアボンリーの仕事を譲る。
アンはようやくギルバートと和解し、グリーンゲイブルズで満ち足りた夜を迎える。
■小説『アンの青春』あらすじ
第1作『赤毛のアン』から月日が経ち、アンは16歳で小学生教師として働きながらマリラとともに家事にいそしみ、新たに引き取ったマリラの遠戚の双子の世話をしていた。
さらに村の改善委員も引き受けるなど、アヴォンリーの地域社会に貢献する立場に成長していた。
今まで貯めていた学費を使い、アンが大学に進学する所でアンの青春は終了し、次作の『アンの愛情』に続く。
■小説『アンの青春』あらすじ
アンはギルバートやチャーリー・スローン、そしてクイーン学院時代の親友のプリシラと共に大学へ行くことになっており、親友のダイアナを始め、アヴォンリーの人々と名残を惜しむ。
一方でギルバートはアンを変わらず愛していたが、アンはギルバートを親友としか見ていない上に、その先に進むのを拒絶していた。アンとプリシラは共に下宿し、共同生活に入る。
アンとプリシラはフィリパ・ゴードンと出会い、友人となったことをきっかけに大学の中心人物の一人になる。
一方でギルバートはアンと成績を競いながら、学生たちの間で認められていく。ギルバートはアンのもとへしばしば訪れるが、慎重に一線を越えないように配慮していた。アンの最初の帰郷では、幼友達のルビーの死、友人のジェーンの西部への旅立ち、初めての投稿小説の採用などがあった。
ただし、これは他の出版社からは突き返された原稿が、製粉会社のための一文をダイアナに追加されて勝手に投稿されたため、アンにとっては良いものではなかった。
2年生になると、アンはクイーン時代の友人のステラの提案で家を借り切る事にし、プリシラに加えフィリパも同居する事になり、賑やかな生活を送る。
3年生の時に、名家の一族で、家庭の事情で欧州へ滞在していたロイ・ガードナーと運命的な出会いをする。風貌や声などすべてがアンの理想の男性であったため、やがて恋人同士となる。
一方でギルバートにも恋人と噂される女性ができる。卒業を間近にアンはロイに求婚されるが、そこで初めて自分の恋が幻想であった事に気づき、断る。
同じ頃、ギルバートは病の床にあり、死の危機に瀕していた。それを聞いて、アンは初めてギルバートに対する自分の感情に気づく。
死の危機から脱したギルバートは、フィリパからの手紙でアンがロイからの求婚を断ったことを知る。
ギルバートのほうも、恋人とされていた女性は恋人ではなく、他に婚約者がおり、ロイの出現後も相変わらずアンの事を思い続けていた。
快復したギルバートは再びアンに求愛し、2人はやっとお互いの気持ちを確かめ合い、婚約する。
2025年4月放送予定のアニメでは、アンの11歳~22歳まで、ギルバードと婚約するところまで描かれるんですね!
アニメ赤毛のアンのキャスト情報!アン/ギルバートは?
2025年4月放送予定のアニメ赤毛のアンの声優についてはまだ発表がありません(判明次第追記します)。
ご参考に、1979年に世界名作劇場の第5作目としてフジテレビ系列ほかにて放送されたアニメ「赤毛のアン(全50話)」の声優をご紹介します⇩⇩
■アニメ赤毛のアン(1979年)キャラクターと声優
- アン・シャーリー:山田栄子
- マシュウ・カスバート:槐柳二
- マリラ・カスバート:北原文枝
- ダイアナ・バリー:高島雅羅
- レイチェル・リンド:麻生美代子
- ナレーター:羽佐間道夫
- ギルバート・ブライス:井上和彦
- ルビー・ギリス:小山まみ、高坂真琴
アン役の山田さんは、同じ世界名作劇場の『愛の若草物語』でも主人公のジョセフィン・マーチ役を演じられています。
YouTubeでは、1979年のアニメ赤毛のアンの第1話が無料で配信されています⇩⇩
アニメ赤毛のアンの主題歌/OP・EDは
2025年4月放送予定のアニメ赤毛のアンの主題歌やOP・EDについてはまだ発表がありません(判明次第追記します)。
ご参考に、1979年に世界名作劇場の第5作目としてフジテレビ系列ほかにて放送されたアニメ「赤毛のアン(全50話)」の主題歌(OP・ED)をご紹介します⇩⇩
■オープニングテーマ:「きこえるかしら」
作詞 – 岸田衿子 / 作曲・編曲 – 三善晃 / 唄 – 大和田りつこ
■エンディングテーマ:「さめないゆめ」
作詞 – 岸田衿子 / 作曲・編曲 – 三善晃 / 唄 – 大和田りつこ
■挿入歌
「あしたはどんな日」
作詞 – 岸田衿子 / 作曲・編曲 – 三善晃 / 唄 – 大和田りつこ
「森のとびらをあけて」
作詞 – 岸田衿子 / 作曲・編曲 – 三善晃 / 唄 – 大和田りつこ
「涙がこぼれても」
作詞 – 岸田衿子 / 作曲・編曲 – 毛利蔵人 / 唄 – 大和田りつこ
「花と花とは」
作詞 – 岸田衿子 / 作曲 – 三善晃 / 編曲 – 毛利蔵人 / 唄 – 大和田りつこ
「忘れないで」
作詞 – 岸田衿子 / 作曲・編曲 – 毛利蔵人 / 唄 – 大和田りつこ
「ちょうちょみたいに」
作詞 – 岸田衿子 / 作曲・編曲 – 毛利蔵人 / 唄 – 石毛恭子
最後に
今回は、2025年4月よりNHKにて放送予定のアニメ「赤毛のアン」シリーズ改め「アン・シャーリー」に関する情報をお伝えしてきました。
アニメ化されるのは原作小説の『赤毛のアン』『アンの青春』『アンの愛情』の3作品で、原作通りだとアンが大学卒業間近にギルバートと婚約するところまでを描かれると思われます。
2024年11月時点では、2025年4月に放送されること以外の声優や主題歌などの情報など何も発表されていません。
最新情報は判明次第追記していきますので、お見逃しなく!
ご訪問ありがとうございました♪
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