ADV160のスクリーン、ついにスモークにしちゃいました!
見た目がグッと引き締まったうえに、風までかなり楽になって大満足なんです。
……ただ、そこにたどり着くまでに、自分で染めて見事に失敗しています(笑)。
この記事では、プラ染め太郎で染めてみたリアルな結果と、最終的に選んだスモークスクリーンへの交換方法をまるごとお話しします。
「染めるか、買うか」で迷っている方の参考になったら嬉しいです!
ADV160の純正スクリーンが透明すぎる問題


ねえ信さん、わたしのADV160、なんか顔がぼんやりしてません…?



ぼんやり? ああ、スクリーンか。純正は素直な透明だからな。気になり出すと止まらないやつだ
みなさんは、ADV160の純正スクリーンってどう思いますか?
わたしは最初、ぜんぜん気にしていなかったんです。
でも、ネットでカスタムされたADV160を見てしまってから、もうダメでした。
スモークのスクリーンが付いているだけで、同じバイクとは思えないくらいキリッと見えるんですよ。
それに比べてうちの子は、透明なぶん向こう側が丸見えで、なんだか締まりがない…。
一度そう思っちゃうと、駐輪場で見るたびに「うーん」ってなりませんか?
とはいえ、いきなり新品のスクリーンを買うのはちょっと勇気がいりますよね。
そこで思いついたのが、「今のスクリーンを自分で染めちゃえばいいのでは?」という作戦。
……この時点では、わりと本気で天才だと思ってたんです(笑)。



見た目のカスタムは満足度が高いぶん、失敗したときのダメージも大きい。純正パーツをいじるなら、元に戻せない覚悟だけはしておけよ
プラ染め太郎でスクリーンを染める方法





信さん、樹脂って染められるって知ってました? 煮るだけなんですよ、煮るだけ!



ほう、プラ染め太郎か。簡単そうに見えて、実は温度管理がキモなんだぞ
わたしが使ったのは、戸谷染料商店の「プラ染め太郎」。
色はスモークっぽく仕上げたかったので、ハイブラックを選びました。
樹脂パーツをお湯で煮込むだけで色が入るなんて、なんとも夢のあるアイテムですよね。
ただ、ここでひとつ問題が。
ADV160のスクリーンって、けっこう大きいじゃないですか。
家の鍋には、どう頑張っても入らないんです…。
そこで使ったのが、厚手の45Lゴミ袋(ジャパックスの業務用・極厚口)。
袋に染色液とお湯を入れて、その中にスクリーンを沈めるという作戦です。
「熱いお湯で破けたらどうしよう」とドキドキでしたが、漏れも破れもなく、とっても使いやすかったですよ。
プラ染め太郎の基本の手順
手順そのものはシンプルなので、順番に紹介しますね。
- パーツを洗う:中性洗剤で洗って、表面の油分や汚れを落とします。ここをサボるとムラの原因になるので、実はいちばん大事な工程かも。
- 液をよく混ぜる:容器をよく揉んでから、40回以上しっかり振ります。「もういいでしょ」と思ってから、さらに振るくらいでちょうどいいです(笑)。
- 20倍に薄める:染色液を水かお湯で20倍に薄めます。
- 70〜80℃をキープ:液を70〜90℃(基本は70〜80℃)に温めて、その温度を保ちます。パーツはかき混ぜながら入れるのがコツ。
- 3〜12分煮込む:様子を見ながら、好みの色になるまで待ちます。ここがいちばんドキドキする時間!
- 洗って乾かす:取り出したら、ぬるま湯と中性洗剤で洗って、しっかり乾燥させます。
読んでみると、簡単そうですよね?
わたしもそう思っていました。
……そう、このときまでは。



温度が下がると色の入り方が一気に変わる。袋でやるなら、お湯を足したり温度計で確かめたりして、とにかく温度を安定させるのが大事だ
スクリーン染めの失敗原因と対策





信さん、聞いてください……1回目、ぜんぜん色が入らなかったんです



ははあ。で、2回目で取り返そうとしたわけだな?
1回目の仕上がりは、悪くはないんです。
ただ、「あれ? これ染めた?」と言いたくなるくらい、色が薄かったんですよ。
思い描いていたスモークには、まだまだ遠い感じでした。


そこで、同じプラ染め太郎をもう1本買って、1回目とまったく同じやり方で2回目に挑戦。
袋も、前回の残りをそのまま使いました。
……ところが、ここで完全にやらかしたんです。


結果はムラムラで、しかも濃すぎ。
「スモーク」というより、もはや「まだら模様」です(泣)。
同じやり方なのに、なんで? と頭を抱えちゃいました。


ちなみに、一応付けてはみたんです。
横から見ると、ムラはそれほど目立たないんですよね。
でも正面から見ると……やっぱり気になって仕方ありませんでした。
あとからじっくり考えてみて、わたしなりに思い当たることが2つあるんです。
原因①使い込んだスクリーンの傷や日焼け
1回目に染めたのは、バイクを買ってすぐのころ。
スクリーンも、まだピカピカでした。
でも2回目のときは、走っているうちについた目に見えない細かい傷や日焼けが、たくさん積み重なっていたはずなんです。
それが染めたことで、一気に表面に浮き出てきたんじゃないかなと思っています。
ふだんは気にならない小さな傷も、色が入ると急に目立つんですよね。
使い込んだスクリーンほど、ムラになりやすいのかもしれません。


原因②はがせなかったステッカー
実は1回目に染めたあと、もともと付いていた「HONDA」のステッカーをはがして、ミニモトの「Honda CLASSICS クラシックウイングデカール」(ホワイト)に貼り替えていたんです。
昔ながらのウイングマークがかわいくて、お気に入りだったんですよね。
でも、染め直す前にこれをはがそうとしたら……。


温めてみたり、シールはがし液を買ってきたりと頑張ったんですが、これがぜんぜんはがれてくれない!
あとで気づいたんですが、このデカールは「転写タイプ」。
台紙ごと貼るシールと違って薄い膜のようにピタッとくっつくので、はがすのが難しかったのかもしれません。
結局どうにもならず、仕方なくデカールごと染めてしまいました(泣)。
デカールのふちや残ったのりのまわりが、きれいに染まるとは思えないですよね。
みなさんは、染める前にステッカーやデカールがちゃんとはがせるか、先に確かめておいてくださいね。
一般的にムラの原因と言われていることも合わせて、表にまとめておきますね。
| よくある原因 | 対策 |
|---|---|
| 使い込んで細かい傷や日焼けがある | 傷や劣化が少ない、きれいなうちに染める |
| ステッカーやのりが残っている | 染める前にステッカーとのりを完全に落とす |
| 洗浄不足で油分が残っていた | 中性洗剤でしっかり洗ってから染める |
| 液の温度が下がった/場所で温度が違った | 温度計で確認し、70〜80℃をキープする |
| パーツを動かさずに放置した | かき混ぜながら、液の中でパーツを動かす |
| 一度に濃くしようと長く煮込んだ | 短い時間で様子を見て、少しずつ色を重ねる |
大きいスクリーンを袋で染めるのって、思っていたよりずっと難しいんです。
もし挑戦するなら、傷や日焼けが少ないきれいなうちに、ステッカーもはがしてからがおすすめ。
いきなり本番の大物から始めるより、まずは小物で練習してみてくださいね。



スクリーンは走行中ずっと視界に入る部品だ。ムラがあると見た目だけじゃなく、見え方そのものが気になってくる。無理に使い続けるより、ここは潔く切り替えるのが正解だな
ADV160に付くスモークスクリーン(ENDURANCE)





というわけで、潔く買っちゃいました! でもこれ、もともとADV150用なんですよね…



150用を160に? ちゃんと下調べしたんだろうな
染めるのを諦めたわたしが選んだのは、ENDURANCE(エンデュランス)のスモークスクリーン(E64000K0WT1)。
フリマアプリで、5,500円で手に入れました。
新品をAmazonで買うと8,580円(執筆時点)なので、なかなかお得だったと思いません?
ただ、このスクリーン、もともとはADV150用として出ていたものなんです。
「160に付かなかったらどうしよう…」と、買う前はかなり悩みました。
でも調べてみると、ADV160に付けている人がけっこういるんですよね。
取り付けた方のブログやSNSの写真をいくつも見比べて、「これなら大丈夫そう!」と思えたので購入を決めました。
ちなみに今のAmazonの商品名には、ADV160の名前も並んで書かれていますよ。
それでも心配な方は、実際に160に付けている人の情報をいくつか見てから判断すると安心です。
ここで、「染める」と「買う」をざっくり比べてみますね。
| 自分で染める | スモークスクリーンを買う | |
|---|---|---|
| 費用 | プラ染め太郎 1本1,390円(Amazon参考)×2回分+袋 | 5,500円(フリマアプリ)/新品は8,580円(Amazon参考) |
| 手間 | お湯を沸かす・外す・洗う・染める・乾かすで約1時間 | 交換は約10分 |
| 仕上がり | ムラになりやすく、色の調整が難しい | 均一できれいなスモーク |
| 失敗したとき | 純正スクリーンが元に戻せない | 元の純正スクリーンは手元に残る |
こうして並べると、わたしの遠回りっぷりがよくわかりますね(笑)。
「絶対に失敗したくない」という方は、最初から買ってしまうのが近道ですよ。



適合が公式にうたわれていないパーツは、あくまで自己責任だ。実際の装着例を複数確認するっていう、はーちゃんのやり方は正しいぞ
ADV160スクリーンの交換方法





交換って、お店に頼まないとダメなやつですか?



いや、スクリーンは初心者でもやりやすい部類だ。ただし、ひとつだけ気をつけるところがある
結論から言うと、交換は自分でやって、だいたい10分で終わりました。
使った工具は、なんと六角レンチだけ。
ブレーキレバー交換のときの緊張感にくらべたら、拍子抜けするくらいあっさりです。
- 純正スクリーンを留めているボルト4本を、六角レンチで外す
- 純正スクリーンを取り外す
- 新しいスクリーンを位置合わせして載せる
- ボルト4本を仮留めしてから、均等に本締めする


ちなみに、使った六角レンチにはサイズが書いてなかったんです。
なので、家にあったこのセットの中から1本ずつボルトにあてがってみて、ピッタリ合うものを探して使いました(笑)。
サイズがわからなくても、いろんなサイズが入った六角レンチのセットがあれば大丈夫ですよ。


いちばん気をつけたのは、最後の本締めです。
スクリーンは樹脂なので、ギュウギュウに締めすぎると割れてしまうことがあるんですよ。
「少しずつ、対角線の順番で、ほどほどに」を意識して締めていきました。



樹脂パーツのボルトは「締めすぎ」がいちばん怖い。ガタつかない程度で止めて、走り出す前にもう一度ゆるみがないか確認しておくんだぞ
スクリーンのボルトを黒に交換





付けてみたら大満足!……なんですけど、なんか一か所だけ気になるんです



ああ、ボルトだろ。スモークにするとシルバーが浮くんだよなあ
そうなんです。
せっかくスクリーンが黒っぽくなったのに、シルバーのボルトだけがピカピカ光って目立つんですよ。
一度気づいちゃうと、もうそこばっかり見ちゃいませんか?
でも、ボルトのサイズなんてわたしにはさっぱりわかりません。
そこで取った作戦が、「外したボルトをそのままお店に持っていく」!
バイク用品店のライコランド TOKYO BAY 東雲店に持ち込んで、店員さんに「これと同じサイズの黒いボルトをください」とお願いしました。


店員さんがきちんとサイズを測ってくれたので、間違いなく買えてひと安心。
ボルト4本と透明のワッシャー4枚で、1,200円でした。
サイズがわからない方には、この「現物を持っていく作戦」、本当におすすめですよ。


| 交換前 | 交換後 | |
|---|---|---|
| ボルトの色 | シルバー | 黒 |
| ワッシャー | 純正 | 透明 |
| 見た目 | スモークの中でボルトが浮く | 全体がなじんで一体感アップ |
| 費用 | ― | ボルト4本+ワッシャー4枚で1,200円 |
ちなみに、ボルトの頭の形がちょっとだけ純正と変わってしまいました。
「あれ、大丈夫かな?」と一瞬ドキッとしたんですが、付けてみたらまったく目立たなくて、むしろスッキリ。
たった1,200円でここまで印象が変わるなら、やらない手はないですよね!





ボルトは長さやネジのピッチが違うと、ちゃんと締まらなかったり、奥の部品に当たったりする。現物を持ち込んで測ってもらうのは、いちばん確実なやり方だな
スモークスクリーンにして良かったこと





見た目はもちろんなんですけど、走ってみてびっくりしたことがあって!



お、気づいたか。スクリーンを替えると見た目以外も変わるんだよ
まずは何といっても見た目です。
スモークになっただけで、ADV160の顔つきがキリッと引き締まりました。
駐輪場で振り返って二度見しちゃうくらい、自分のバイクが好きになったんです(笑)。
そして、走ってみて驚いたのが風。
正直、風のことはまったく期待していなかったんですが、純正のときより体に当たる風がずいぶん楽になったんですよ。
これからの寒い季節、この差はきっと大きいと思います。
カスタムして愛着がわいてくると、「もし転んだり、何かあったりしたら…」って心配になりませんか?
バイク保険の補償内容も、この機会に見直しておくと安心です。
複数の保険会社の見積もりを無料で一括比較できるサービスもあるので、のぞいてみてはいかがでしょう。



スクリーンは見た目と快適さを両方変えられる、コスパのいいカスタムだ。ただ、形が変わると風の当たり方も変わるから、交換後の最初の走行は様子を見ながら走るんだぞ
ADV160スクリーンカスタムのQ&A





最後に、スクリーンのカスタムで気になりそうなことをまとめておきますね!



迷ってる人は、ここだけでも読んでおくといいぞ
- プラ染め太郎でADV160のスクリーンは染められますか?
-
染めること自体はできます。ただ、わたしの場合は1回目は色が薄く、同じやり方で重ねた2回目はムラになって濃くなりすぎてしまいました。使い込んでついた細かい傷や日焼け、はがせなかったステッカーが原因だと考えています。
- 大きなスクリーンはどうやって染めましたか?
-
鍋に入らなかったので、厚手の45Lゴミ袋に染色液とお湯を入れて染めました。漏れたり破けたりすることはありませんでした。
- ADV150用のENDURANCEスクリーンはADV160に付きますか?
-
わたしのADV160には付きました。ADV160に付けている方の情報をいくつも確認してから購入しましたが、取り付けは自己責任でお願いします。
- スクリーン交換にかかる時間と工具は?
-
六角レンチだけを使って、自分で交換してだいたい10分でした。
- 黒いボルトはどこで買えますか?
-
外したボルトをライコランドに持っていき、同じサイズの黒ボルトを探してもらいました。ボルト4本と透明ワッシャー4枚で1,200円でした。



カスタムは「自分のバイクがもっと好きになる」のがいちばんの効果だ。安全の部分だけはきっちり押さえて、楽しんでいこう
自分で染めるのは失敗しちゃったけれど、「大きいパーツを染めるのは難しい」ということを身をもって学べました。
最終的にはENDURANCEのスモークスクリーンと黒ボルトで、見た目も快適さも大満足の仕上がりに。
遠回りはしたけれど、今ではこのスクリーン、本当にお気に入りなんです。



ADV160のほかのカスタムについては、カスタムの記事一覧も参考にしてもらえたら嬉しいです!
わたしが最終的に付けたスモークスクリーンはこちらです。
「それでも自分で染めてみたい!」という方は、こちらからどうぞ。
まずは小さいパーツで練習してみてくださいね。


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